備前焼ギャラリー & Cafe 倉敷一陽窯

倉敷美観地区にある備前焼のお店です。
1階は備前焼ギャラリー、2階は喫茶です。
観光案内所から徒歩2分。お気軽にお立ち寄りください。

店舗紹介

1F 備前焼ギャラリー

カップ、食器、花器など様々な備前焼を販売しております。
日常使いやギフトに適した作品を多数取り揃えています。備前焼は窯の中で炎と灰が色・模様をつけるため、一点一点焼色が異なります。美しく味わいのある作品を取り揃えるため、できるだけ窯場まで足を運んで作品を仕入れています。
当店は免税店です。外国人旅行者の方は消費税免除でお得にお買い物をお楽しみいただけます。(税抜5,000円以上お買い上げの場合)

ご利用可能な決済方法
  • 現金
  • クレジットカード
  • QRコード決済 (PayPay他主要各社)
  • 交通系電子マネー (Suica, ICOCA他)
  • iD
  • QUICPay

2F 喫茶

お抹茶、珈琲、ケーキ、ソフトクリームなど、備前焼の器でお楽しみください。
抹茶は辻利園さん、珈琲豆は後藤珈琲さん、あんこはあんこの内藤さんから仕入れています。夏季限定のかき氷は、ふわふわの氷になるよう貫目氷を溶かしながら削っています。お気軽にお立ち寄りください。

メニュー (一部)

  • 珈琲 Hot / Iced
  • 紅茶 Hot / Iced
  • カフェオレ Hot / Iced
  • 抹茶オレ Hot / Iced
  • ケーキとお飲物のセット
  • ソフトクリーム 小豆・白玉付き
    バニラ / 抹茶 / 黒ごまきな粉
  • 抹茶と季節の生菓子 (夏季休止)
  • かき氷 (夏季限定)
  • ぜんざい (冬季限定)

カップ・マグカップ

皿・小鉢

抹茶茶碗

花器・フィギュア(スチームパンク)

Hot コーヒー

Hot 抹茶オレ

抹茶ソフトクリーム

かき氷 宇治ミルク金時

店舗情報

住所
倉敷市本町3丁目17
営業時間
1F 10:00~18:00(12月~2月は17時まで)
2F 11時頃~16:30(L.O.16:00)土日祝日は30分延長
定休日
月曜日(祝日の場合は翌日)
2F喫茶は平日に不定休有

備前焼のご紹介

登り窯

備前焼とは

備前焼は約一千年の歴史を持つ焼き物で、岡山県の備前市周辺で作られています。
良質の陶土で作った作品を窯に入れ、松の割木を10日〜14日焚き続け、およそ摂氏1200度で焼き締めます。この時の炎や灰のあたり方によって生じる様々な模様や色合いが特徴で、同じものは2つとありません。釉薬(表面のガラス質になる薬品)を使用しない素朴な自然美が魅力です。

ろくろ
ビアカップ:キメ細かい泡が立ち、泡もちがよい

備前焼の特長

釉薬をかけずに焼き締める備前焼。
表面に微細な凸凹や気孔が生まれ、次の特長を持ちます。

  • 花入れ - 花が長持ちします
  • 酒器 - お酒が美味しくなります
  • 温かさ・冷たさを保ちやすい
  • 堅く割れにくい
  • 使うほど手作りの味わいが増します

焼き色

胡麻 ごま

ゴマをふりかけたような模様で、黄、金、黒、青など様々な色があります。作品にかかった割木の灰が高温でガラス化して生まれます。

緋襷 ひだすき

作品に巻くワラの部分が炎の色をまとう美しい焼き色です。備前焼の中では最も華やかで、特に若い方に一番人気です。

桟切 さんぎり

灰色系統の複雑な焼き色です。灰や炭に埋もれた部分は黒く、炎にあたる部分は赤く、境界が灰青色になります。

青備前 あおびぜん

酸素を取り除く還元作用の強い場所で青灰色や黒色になる焼き色です。必ず取れる焼き色ではなく昔から珍重されてきました。

牡丹餅 ぼたもち

皿や鉢などの平らな作品の上に小さな作品を置いて焼くことで、ぼた餅を載せたような丸い柄ができた焼き色です。

窯変 ようへん

備前焼の華といえる焼き色です。薪に埋もれる特定のわずかな場所に詰め、銀色、朱色、金色など様々な景色が表れます。

使い方

使い始め
ぬるま湯につけ、軽く洗ってからお使いください。
急な温度変化を避ける
熱に敏感です。破損を防ぐため、急に熱湯を注いだり直接火に当てないでください。
電子レンジ
すぐに割れることはないと思いますが、おすすめしません。
オーブン
使用できません。
盛り付け前
お料理でご利用の時は、油等がシミになるのを防ぐため、10分ほど水に浸してからお使いください。水を含むと色が冴え、見た目も鮮やかになります。
敷物使用
テーブル等を傷つけないよう敷物を敷いてご利用ください。釉薬を使わないため器肌が滑らかではありません。
使用後
早めにぬるま湯に浸し洗ってください。一般の食器用洗剤もご利用になれます。
収納
備前焼は浸水性があります。よく乾燥させてからおしまいください。地震や落下のリスクに注意し安全な場所へ保管してください。

窯元六姓

古くから備前焼の陶工として活躍した六家を窯元六姓と呼びます。
当店は、その六姓の一つである木村家・備前焼窯元「一陽窯」から分家・独立する形で1986年にオープンいたしました。
倉敷へお越しの際はぜひお気軽にお立ち寄りください。